園日記

9月3日(金)気持ちを受容する

2010年09月03日

<さゆ>
今日はお部屋でのんびり遊んで、お部屋でお弁当を食べました。

年少のHくんがひとり、ロッカーの方で座って、みんなの方を眺めていました。
他のみんなは既に席を決めて、お弁当を詰め終えた子もいます。
しばらく様子を見ていましたが一向に動く様子がないので、声を掛けました。

「Hくん、座らないの?H君も席決めて座ろう。」
この言葉掛けからも分かるとおり、このときの私はHくんを座らせたかったのです。
みんなも座ってるんだから座って、と言っているようなものです。
Hくんは
「みんながどうやってんのか見てた。」
と返事をしました。
Hくんのことですから純粋に、ぽ~とみんなのことを見ていただけだろうと思います。

しかし、そのとき私は座ってほしいという気持ちばかり頭にあったものですから
『何をのんきな~』と思って、Hくんの気持ちを置いておいて
「Hくん、さゆも一緒に席探すから座ろう。」
と、また『座らせよう』としました。
するとHくん。
「…………。」

反応が急に鈍くなりました。
それを見た私はさらに
「はい。お弁当持って。」
と、おせっかい。
「……………。」

さらに動きが鈍くなるHくん。

彼は私の『座らせよう』『〇〇させよう』という気持ちを敏感に感じ取っていたんですね!
その私の魂胆を見抜き、反発(とまではいきませんが…)していたのでしょう。
私の対応が違うことを知らせてくれていたような気もします。
今考えれば、まずHくんのことを理解して受け入れることから
。→「みんな何してるのか見てたんだね。」
そうして寄り添って、受容がしっかりできていれば、よけいな言葉はいらずに、Hくんはすんなりと動き出したかもしれません。
(それでも動き出さなかったら…う~ん…)

〇〇させようなどとは思ってはいけない。
そう思った時点で、こどもの選択や責任が、こども持ちではなくなってしまう。

Hくんとのやりとりで、そう感じました。

9月2日(木)社会への扉

2010年09月02日

<とみぃ>
今日からちょうちょ組にふたりの新しいお友だちが仲間入りです。

ふたりとも今年2歳になったばかりですがお兄さんたちが在園しているのでチューリップルームは慣れたもの・・・。
Cちゃんは自分よりはるかに大きいリュックをしょってやってきて、
あたりまえのように自分ひとりでお部屋の中に入ってきました。

「かみちょうだい!」とさっさと自分の遊びを始めました。
 

Kちゃんはあいにくお兄ちゃんとは別々の部屋へ登園。
お母さんを追いかけてドアをバンバンたたき、リュックをしょったままずっと玄関で泣いていました。
「ママが行っちゃって悲しいよね~。お昼には迎えにくるからね~」
なんて声をかけてみましたが、当然耳には入りません。  
 
ふだんCちゃんとKちゃんは仲良しです。
C ちゃんに「Kちゃんまだ泣いてるね~」と言うと
「おかあさんに置いていかれたからね~」
とCちゃん、さらりと言ってのけました(笑)。
状況は同じであるのに、それぞれまったく違う感情を持った対照的な二人でした。 
  
 

Kちゃん、玄関から先には進みませんでしたが、
途中でどうしようもないと悟り、あきらめたようでした。
脱がされた靴を時間をかけて自分で履き直し、リュックのベルトをきっちりと締め、水筒も、帽子も持ち物はすべて持ったまま、他のちょうちょ組の子たちが水遊びをするのをただ眺めてました。
気持ちの整理をする時間と思い、私たちも余計な声をかけずにそのままにしておきました。 
しばらしくしてそらグループと合流し、お兄ちゃんのSちゃんと再会したら、再びひっくり返って大泣きし、そのまま寝てしまいました。
 

 おかあさんと離れての集団生活一日目は、不安や悲しさの方がいっぱいだったようです。
「社会」への扉はその子にとって重かったり、軽かったり。
自分で開けられるよう見守っていきたいですね。

9月1日(水)絵本は心を育てます

<しお>

今日もいつも通り、登園をしたあとは思い思いの
遊びがはじまります。
おままごと、ブロック、チラシでけん作り、
好きなことをしています。
お友達と遊ぶことが目的な子と、
自分のやりたい遊びを集中している子とに
分かれるようです。
そして自由遊びの時間も長いので、その両方をやる子もいます。

 

集まりの後、さゆちゃんが絵本『パパおつきさまとって』

を、十五夜の話をしてから読みました。
 
 
少し離れてその様子を見ていると
物語に入り込んでいる子と、なんとなく聞いている子がいます。
年齢もありますが、絵本の好きな子(自由遊びで本を開く子)は例外なく家庭で絵本を読んでいます。
今しかできないことに、絵本を読こと(親としては読みきかせる楽しさを味わうこと)があります。
 

毎日かならず絵本をよむ週間をつくる!
だまされたっと思って?!どうか習慣にしてください。
大げさでなく絵本は心を育てます。