<さゆ>
今日は午前中に宮前平公園で絵具を使った色水遊びをしました。
その前に、パワーがありあまっている子ども達と一緒に、先に公園に行って蝉取りをしました。
年長のMが私のところにやってきて言いました。
「さゆ。Oちゃんがぼくのせみとった!」
その言い方は、怒っているような、どうにかしてよ!というもどかしさのような…
そんな感情が見え隠れしていました。
私は「よし!じゃあOちゃんに言いに行こう!」と言って、Mと一緒に年少のOちゃんのところに行きました。
Oちゃんのところに来たけれど、なんて言っていいのかわからず、少し興奮気味に立っているMに、
「『Oちゃん、ぼくのせみ返して』って。」と、耳元で、Mの気持ちを代弁して伝えました。
すると堰を切ったように「Oちゃんぼくのせみ返して!」
「なんで!?(なんで取るの?なんで返してくれないの?)」
「ねぇ!それぼくがとったんだよ!」
自分の素直な感情を言葉に乗せて、Oちゃんに一生懸命ぶつけました。
しかし、Oちゃんの方が一枚上手でした。
Mを上手い具合に受け流し(「おれもせみ探してるから…」とかはぐらかしてました。笑)、いつの間にかどこかに行ってしまいました。
Mは、結局せみを取り返すことはできませんでした。
2人のやり取りが終わったとき、私は水遊びの準備もあり少し遠くの方にいました。
Mが私のところにやってきて、小さな声で一言言いました。
「…せみ、返してくれなかったよ。」
その声には、少しの悲しみとやるせなさが混じっていました。
でも、もっともっと心で感じたことは…
「M。悔しかったね。」
私がそう言うと、Mはうなずいて目をごしごしこすり始めました。
「せみ、返してほしかったのに、悔しかったよね。」
そっと抱きしめて頭をなでると「…うん。悔しいよ。」と言って、もっとごしごし、目をこすりました。
そのとき、Mの気持ちにそっと寄り添ったことで、心が繋がった感覚を感じることができました。
悔しい、という気持ちにきづいて、その気持ちに素直に行動し、自分に起こったその結果を体験し、自分で引き受けること。
これこそ、自分の気持ちに向き合うこと。
そして、自分の気持ちに向き合う力が試されること。
悔しいって泣けたMは、自分に起こったことやそれで感じた自分の感情をちゃんと受け入れられたのではないかと思います。
泣けてよかったね、M。
それからは色水遊びをしました。
しおのお友達のひろこさんも仲間に入って一緒に遊びました。
バケツやたらいに水を汲んで、ペットボトルや瓶で絵具と水を混ぜると、いろんな色の水ができました。
ぴんくはいちご牛乳。あかはトマトジュース。
だいだいはオレンジジュース。むらさきはぶどうジュース。
飲みたくなっちゃうね~。でもほんとに飲んじゃ駄目だよ?
これとこれ混ぜたらこんな色になった!あ~きれいな緑色だね。
あ~!YMは自分に水をかけてびしゃびしゃだ~!
そして、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
