いいえ、助言や注意そして怒ることは当然あります。見守るとは、見ていて放っておくことではありません。必要な時に必要な声掛けをしていきますが、それは、マニュアルのように言い表せることはできません。
なぜならば、その子の今日の調子、最近の様子、お母さんとの関係、全体とのバランス。。。など色々なことが複雑に絡み合うことだからです。
一人一人の子が違うように、毎年クラスの雰囲気も違います。
泣いている子を抱っこする時もあれば、見守って泣きやむのを待つ場合もあります。
何か悪いことをした時、急を要する時(危険)な場合を除いて
自分に考えさせる余裕を持たせる声かけをします。
例えば、おもちゃを投げているとします。
私①「おもちゃ投げたら、壊れるし誰かにぶつかったら痛いよ。大事につかってほしいな~」(心理学でいうIメッセージ)
それでもやめない場合は
私「おもちゃを投げている人には貸してあげられないな」(警告)
それでも、、の時は
私「はい、○君は、もうつかえません!」(退場?)と取り上げます。
子ども同士が仲間になり保育者との信頼関係がしっかりと築きあげた時、本当の意味での‘見守り’が成立します。上記のような関わり方を3歳児からしていると、年長になるころには、しっかりといいこと悪いことの意味が自分でつかめるようになります。
おもちゃを投げていたとすると、私「あれ?なにをやっているの???」と言っただけでやめます。
そして他の子に注意したり、小さい子に教えてあげたりするようになります。
社会の決まりごとは、体験しながら学ぶべきものだと思います。
大人の思うルールをはじめから、決まりごととして教えることは、自分で考えるという思考を奪うことにもなりかねません。
見守る保育=自分で考える保育につながります。
具体例
「おもちゃはなげません」①‘
「集まりのときは静かに」→「大事な話が聞こえなくなって困るよ」
「みんな仲良く」→「みんなでやれたら楽しいし、うれしいな」
「けんかしたらあやまる」→「相手の○君、どんな気持ちかな?」
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